2017م - 1444هـ
アッラーはそのしもべに多様な形のイバーダ(崇拝行為)を定めら
れました。つまりイバーダにはサラー(礼拝)のように身体に関連し
たもの、ザカーやサダカ(様々な意味での施し)のように心が欲する
ところの財産を拠出することに関連したもの、ハッジ(大巡礼)のよ
うに身体と金銭に関連したもの、サウム(斎戒)のように自らが欲す
るものを抑制することに関連したものなどがあります。
アッラーは自らの欲望に打ち克って主に服従するかどうかしもべを
試されるべく、そして各自が自らにとってより容易かつ得意なものを
行うことが出来るように、これ
らのイバーダを様々な形にされたので
す。
ザカーとは:
元々は成長や増加という意味で、特定の時期に特定の者が特定の財
に関して義務付けられるものです。
ザカーはいつ義務付けられたか?
ザカーはマッカにおいて義務付けられましたが、ザカーが課せられ
る最低法的基準となる数量や財や受給者の種類はヒジュラ暦
2
年にマ
ディーナにおいて定められました。
ザカー
(
喜捨
)
3
ザカーの法的位置づけ:
ザカーは
シャハーダ
1
とサラー(礼拝)に次ぐ、イスラームの
5
つの
基幹の内の
3
番目です。
❖
アブドッラー・ブン・ウマル(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言
いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)
は言いました
:“イスラームは
つ(の基幹)の上に成り立ってい
る:(それらとは)「
アシュハド・アッラー・イラーハ・イッラッラ
ー、ワ・アシュハド・アンナ・ムハンマダン・アブドゥフ・ワ・ラス
ールフ
(私は、アッラーの他に真に崇拝すべきものはなく、ムハンマ
ドがそのしもべであり使徒であることを証言する)」というシャハー
ダと、サラー(礼拝)を行うこと、ザカーを施すこと、ハッジ(大巡
礼)、そしてラマダー
ン月のサウム(斎戒)である。”
」
(アル=ブハーリーとムスリムの伝承
2
)
ザカーは何によって払うか?
ザカーはその財産自体から拠出しなければなりません。穀物は穀物、
羊は羊、貨幣は貨幣によって拠出し、必要性や福利に適わない限りそ
れ以外の物で代替することは出来ません。
ザカーの対象とはならない類の財産:
住居や衣服、家具や乗り物用の家畜、車など、自分が使用するため
の所有物としての財産には、ザカーは課されません。
本書では、ムハンマド・イブラーヒーム・アッ=トゥワイジュリー著、「イスラーム概論」の中からをテーマに、その意味や支払い方、使い道などの規定について丁寧に分かりやすく紹介しています。はじめてについて学ばれる方にお薦めの一冊です。
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