2017م - 1444هـ
本書はイスラームでのイバーダート(崇拝行為)における諸々の徳
をハディース集という形で紹介しています。
ウドゥーの徳
ウドゥー1の徳
ウスマーン・ブン・アッファーン(彼にアッラーのご満悦あれ)
は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あ
れ)は言いました:“ウドゥーをし、それを全うする者の体からはそ
の罪が流れ出よう。そしてそれは彼の爪の先からも、滴り落ちるので
ある。”」(ムスリムの伝承2)
ウドゥー及びその他の物事において、右側から始めることの徳
アーイシャ(彼女にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「預
言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は靴を履く時や髪を櫛で
とかす時、体を洗浄する時など全てのことにおいて、右側から始める
ことを好んでいました。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承3)
1 訳者注:イスラームにおいて定められたある一定の形式における、心身の浄
化を意図した体の各部位の洗浄。
2
サヒーフ・ムスリム(245)。
3 サヒーフ・アル=ブハーリー(168)、サヒーフ・ムスリム(268)。引用は
アル=ブハーリーから。
イバーダ―トの徳
ウドゥーの後サラー(礼拝)することの徳
ウクバ・ブン・アーミル(彼にアッラーのご満悦あれ)は、預言
者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)がこう言うのを聞きまし
た:「ウドゥーを全うし、それから心と顔をもって 2 ラクア4のサラー
に向かうムスリムは、必ずや天国に入るであろう。」(ムスリムの伝
承5)
ウドゥーの後ズィクル(アッラーの唱念)することの徳
ウマル(彼にアッラーのご満悦あれ)によると:アッラーの使徒
(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「あなたたち
の中でウドゥーをし、ウドゥーを達成し(または完遂し)、それから
『私は証言する。アッラーの他に真に崇拝すべきものはなく、そして
ムハンマドはアッラーの使徒である。』と言う者には、必ず8つの天
国の門が開かれ、望むところから(天国へ)入るであろう。」(ムス
リムの伝承6)
アザーン(礼拝の呼びかけ)の徳
イスラームにおけるイバーダ―ト(崇拝行為)には、数多くの項目があります。本書では、それらイバーダートに関連した「徳」をテーマに、その幾つかを前出「イスラーム概論」の中から抜粋して紹介しています。項目ごとに分かりやすくまとめたハディース集です。
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